サブカルこじらせ女子は背が低いという話。

ロキノン系女子は背が低いっていう話を以前読んだことがあって、
それと同列の話でサブカルこじらせ女子の背の低さというのも同じだよね、という話。

サブカルとか個性派ファッションを好む女子全般ということにしてくれていいんですけども、どうして背の低い子がそういう方向に行く傾向に強いかというと、「モテ系ファションが似合わないから」っていうのが簡単なところ。
モテ系ファッションに身を包み、メインカルチャーをつまむ程度でもリア充になれる人は、それでそれなりに満たされる。
でも、背が低い、背が低い上に太めっていう子の場合、多くがモテ系が似合わない。
背の低さに限らず己のビジュアルに対してコンプレックスが強いっていうことが大事で、いわゆる赤文字系雑誌のモデルと己のビジュアルの離れ具合に絶望をする層がいる。
そこで青文字系雑誌に目を向けると体型が強調されない個性派のファッションに身を包み、個性!オリジナリティ!それこそファッション!オシャレ!という主張に安心感を得られるんじゃないかと。
そういうところとロキノンは親和性が高いと思うんです。
スカートにヒールなんて!Tシャツにスニーカーが正義!
ヒットチャートなんて糞食らえ!俺たちの音を聞け!的な主張にノれる。
そういう人はV系に転ぶかロキノンに転ぶかかなーって思っています。
そもそもファッションに興味がない層は別のお話です。

もちろん「好きで個性派を追及している人」も沢山いて、それはスタイルが良くても、美人でも、モテ系ファッションを選択していない人。
そういう人は赤文字系に対して興味が薄い。
それに対して「個性派しか選択肢がなかった人」の場合は、わりと赤文字系女子、いわゆるモテ系女子に対して歪んだ嫉妬心を持ってる子が多いと思うんですよね。
「男に媚びるファッションなんて」って言っちゃうタイプ。
そういう子はメインカルチャー全般に対してどんどん歪んだものを増幅していって、メインカルチャーを楽しむ人を嘲笑したりするかなと。

サブカル「こじらせ」女子にしたのは、単純にサブカルチャーが好きな人と、そこにしか選択肢を見つけられなかった人でちょっと違うから。
大人になっていく過程で、モテ系ファッションも合わせ方次第では?とか、そもそも痩せればいいのでは?とか気付くと嫉妬心がすーっとなくなっていくこともあると思うんだけど。

で、自分の場合は完全に「こじらせ」の方だったと思う。
ギャル文化からえびちゃんもえちゃん赤文字系雑誌全盛の時代に20代前半を生きてたわけで、そりゃ赤文字系雑誌見てても絶望しか感じないでしょう。
ギャル文化って媚びる女力でもなくて、攻める女力だったと思うんだけど、えびもえの時代から急にモテを全面に出すようになったなーって思ってるんですけどね。
えびもえのモデル体型全盛が過ぎてつーちゃんとかの親しみやすい読モ全盛へ。
この辺の女性の中の理想の女性像の変化も面白いんだけど、それはまた別の話。

自分の場合、ワンピース着るようになったのもそれこそ27歳くらいか…
それまでは会社も制服だし基本的に着るものは楽さ第一でカジュアルさしかなかったんですけど、それだといざという時に着るものが本当になくて。
20代後半になるとホテルでランチ女子会♪とかいうこともあったりして。
あとは結婚式の打ち合わせとか、個人事業主として動くとかがあって、こぎれいな服を増やしました。
デニム、綿素材、パーカーをやめて、ポリエステル素材のワンピースを着てみたり、カーディガンに膝上スカート履いたら無難でちょっとマシに見える!
ってホントに感動した。おっせぇ!
でもまぁ結果的に毎週末ライブハウス通いしてたら元に戻りつつあるんですけどね…

この前テレビで道端さんちのアンジェリカでもジェシカでもない方が、「洋服を買う時はデートするシチュエーションしか考えない!彼がどう思うかなーっていう視点で選んでる」って言ってて、清々しかったなぁ。
きっとその辺のいわゆる一般男性には興味がない人だろうし、自分に似合う男性を選んで考えているんだろうから、自分が1番きれいに見える服を選んでいるんだろうと思う。
誰でもいいからモテるとかではないよね。

今の自分の基準はカジュアルと無難が兼用できる所を目指して買いがちなんですけどね、安物買い控えたい。
とりあえず今年はレースと小花柄を控えてる。
レース似合わないという現実を受け入れる覚悟がついたから脱レース。
少女感は相変わらず好きなんだけど、レースじゃないとこで楽しみたい。
Tシャツの似合わなさは相変わらずだけどフレアとかじゃなくてちょい大きめサイズにタイトスカートに合わせるのが無難かなーって思っていますが、どうなんだろうなー。
あとはノースリーブのワンピを買い込んでいるので、それにショート丈に切ったやつであわせて夏を乗り切ろうかなと思っている所存です。